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既刊本レビュー。
今回は「ドラゴンクエスト 幻の大地」第3巻の感想です。
幻の大地3巻1
この本が発売されたのは今から約12年前なんですが、既刊本紹介ページを見ると色々と当時の思い出が甦って来ますよ。
この頃はまだエニックスでしたし、マッグガーデンも無かったんですよね(^^;
守護月天が本誌連載した頃の話ですw
既にロトの紋章は終わってたので、今考えるの幻の大地のラストはロトのパクリだったのかな??とか邪推な事を考えてしまいますよ。
まぁ、個人的にはこっちの方が好きなのでおkという事で。
感想は続きからどうぞ。


下の世界のレイドックで王子に間違われたボッツ達はトム兵士長に案内され眠れる王と王妃の下へ。
初めて会った王様達に妙な親近感を沸かせつつ、ゲーム同様ゲバン大臣の質問に間違えて城を追い出されてしまいます。
漫画ではゲバンがムドーの手先だった事がより詳細に描かれていますよ。
幻の大地3巻2
その後、ミレーユの提案でアモールへ向かったボッツ達は教会に宿を借り、そこから夢の世界へ跳んで「北の洞窟」へ向かう事になります。
正確にはジーナ婆さんの夢の中の洞窟ですね。
ゲームではこの頃になるとプレイヤーは二つの世界の謎が大体分かってると思いますが、漫画ではロクに説明を受けてないのでボッツ達は分からない事だらけのようです。
その辺の真実が明かされるシーンもまた面白いので見所ですよ。

洞窟内の川を丸太でイカダを作って進むボッツ達ですが、ココで敵が罠を仕掛けて来ます。
イカダを壊されたボッツ達は川に落っこち、パーティを分断されてしまうのです。
幻の大地3巻3
ミレーユのおっぱい
ミレーユと一緒に落ちたボッツは水に濡れた彼女の身体に顔を赤くしたりと年頃の男子らしい反応を示してましたw
美人なミレーユの着替えシーンにドキドキしっ放しのボッツですが、彼女の様子がおかしい事に気付きません。
ハッサンの事を悪く言ったり、暴力を振るわれたと言って泣き付いてくるミレーユを見て、ボッツはハッサンに怒りを露わにします。
幻の大地3巻4
その後、ハッサンと再会したボッツはなんといきなり剣を抜いて襲い掛かります!
さらにハッサンも牙を剥いて襲って来、仲間同士で殺し合いを始めてしまいます。
ゲームをやった人ならもうお分かりですね?
そう、二人とも「メダパニ」を掛けられているのです。
二人が一緒に居たミレーユは偽者で、きりさきピエロとボスの「ホラービースト」が化けていたのです。
ゲームではメダパニダンスで苦戦した人も多いかと思います。
本作ではメダパニを「人の小さな“心のほころび”を広げ、人と人を争わせる」魔法という分かり易い演出がされていて凄く面白いですよ。
ダメージを受けて先に正気を取り戻すボッツですが、ハッサンは尚も手を止めません。
攻撃を喰らいそうになるボッツですが、それを止めたのは意外なキャラでした。
幻の大地3巻5
混乱したハッサンを止めたのはなんとキズブチ!
スライムに触れるとジンマシンが出るという体質のハッサンはそれにより正気を取り戻します。
漫画オリジナルの設定はこの為に作られたようで、実に面白い解決策だと思いました。
ちなみにミレーユはSFC版に合わせてメダパニが効かない風に描かれてますが、DS版でそれ修正されてしまったんですよね(^^;
キズブチのお陰でメダパニが効かなくなったハッサンは敵の動きを封じる事に成功。
その隙にボッツが怒りの一撃でホラービーストを一刀両断します。
ジーナの悪夢を晴らしたボッツ達は「鏡の鍵」を受け取り、一路「月鏡の塔」へと向かいます。

幻の大地3巻6
月鏡の塔でボッツ達を待っていたのは記憶喪失の少女・バーバラでした。
バーバラの性格はちょっと男勝りで今時のギャルっぽいです(^^;
良くも悪くも年頃の女の子といった感じですね。
DS版ではかなり良い子になってたので微妙な違和感がありましたw(そっちの方が可愛かったけど)
「ラーの鏡」を手に入れようとするボッツ達の前に立ちはだかる敵はゲームと同じくポイズンゾンビです。
違いはバーバラが参戦する所。
バーバラの初期呪文といえばメラですが・・・?
幻の大地3巻7

威力はメラゾーマ級www
壁に穴を開け、ポイズンゾンビを一撃で倒すほどの威力です(^^;
あ、よく見たらパンチラしてますね
無事ラーの鏡を手に入れ、バーバラを夢見のしずくで姿が見えるようにしたボッツ達。
ココでミレーユが世界の真実を三人に教えます。
その詳細は次巻で。

今巻の外伝はチャモロ。
ボッツ達と会う前の様子が描かれています。
性格はゲームとは大きく変えて来て、不真面目で自信過剰な生臭坊主という個性的なキャラになってますよ。
魔法こそ万能という考え方を持つチャモロにゲントの長老も頭を悩ませてる模様。
使い方次第で人を傷付けもし、人を癒しもする魔法の正しい使い方をどうやって教えるか考えます。
幻の大地3巻8
ある日、村に故郷を魔物に襲われた女戦士・セリーナがやって来ます。
彼女の傷を癒した長老は礼金の代わりにチャモロを戦場に連れて行く事を提案。
無理矢理仇討ち同行させられたチャモロは、そこで魔物の攻撃呪文によって滅ぼされた村を見てショックを受けるのでした。
敵の大将の「妖術師」と戦いになるも、チャモロは足がすくんで動けません。
攻撃呪文で破壊をもたらすのが怖いと感じたチャモロは、ようやく魔法が使い方次第で神の力にも悪魔の力にもなると理解します。
魔法を誰かを守る為に使いたいと思ったチャモロは自らが得意とするバギを攻撃ではなく防御に使う事を考えます。
幻の大地3巻9
妖術師のメラミを真空のバギで吹き飛ばすという荒技にやってのけたチャモロ。
セリーナは敵が怯んだ隙に渾身の一撃を放ち、皆の仇を討つ事に成功します。
バギもメラミも凄まじい威力だなw
幻の大地3巻10
ゲントの癒しの力を意味を知ったチャモロは頭を丸め、今後真面目に修業をするように・・・ならないようです(^^;
チャモロの性格はこのままのようで行くようですね。


外伝を挟んでる為ムドーを倒すまでが非常に長いですね。
ゲームではそれ以降の方が長いんですが、漫画では半分の5巻分以上を費やしています。
今巻もストーリーそのものよりキャラの心理描写を重点に置いた作りになってますよ。
メダパニを人を疑わせる魔法としてボッツにハッサンを疑わせる所とか実に面白いです。
チャモロの性格をゲームとは真逆にした所もオリジナリティがあって良いですね。
他のキャラもどことなくゲームとは違い個性豊かで読んでいて楽しいですよ。
そのお陰で人間関係が複雑になって味が出るんですね?。
益々賑やかになるパーティの今後の活躍に期待が持てます。
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