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既刊本レビュー。
今回からはDSドラクエ6発売記念と称して「ドラゴンクエスト 幻の大地」の感想を書こうと思います。
まずは第1巻。
幻の大地1巻1
SFC版が1997年に発売されたのとほぼ同時に月刊少年ガンガンで連載開始され、ゲーム以上に濃厚なストーリーで大好評を博したこの漫画版ドラクエ6。
ドラクエの漫画は数多く刊行されてますが、ナンバリングタイトルを最初から最後までしっかり描いたのはこれのみです。
ちなみにゲームとの区別はタイトルにナンバーの「?」が付いてない所。
キャラの心理描写が実に丁寧でゲームとは一味も二味も違った面白さを楽しめます。
ドラゴンクエスト 幻の大地 - Wikipedia(ネタバレ注意!)
作画は神崎まさおみ、脚本設定はとまとあきが担当。
もちろん原作者の堀井雄二も関わっております。
ゲームとは違う所も多々あり、その辺も感想書きながら解説していこうと思います。
DS版プレイした人もしてない人も是非どうぞ。


幻の大地1巻2
主人公の名前は「ボッツ」。
作者HPによると「“没”原稿」から取ったそうです。
頑張れば誰でもヒーローになれるという意味を込めたとか。
私は漫画を読んで以降は毎回ゲームの主人公名もこれを使ってました(^^;
あと小説版ドラクエ6では「イザ」という名前が付けられていましたね。
冒頭はゲームと同じくムドー戦から始まります。
幻の大地1巻3
サブタイトル見開きシーンで「走るのが大好き」という設定通り走ってる描写がありますが、これにはちゃんと意味がある事が後々分かります。
ボッツの性格は若干臆病者で、思春期特有の粗っぽい言葉使いが特徴的。
一人称は「ボク」で、他人を守れる強さを欲する心優しい青年です。

幻の大地1巻4
ライフコッドの村長に頼まれてシェーナ(DS版ではマルシェ)にお使いに行ったボッツはゲームと同じように北西の森へ向かいます。
ゲームではビルデが崖から落ちそうになってましたが、本作ではなんと「沈黙の羊」に襲われているという展開です!
沈黙の羊は「アモール北の洞窟」に登場する魔物ですから、本来ならとても初期レベルで倒せる敵ではないですよね(^^;
それを戦法とアイディアで攻略しようとする所からも戦闘描写の高さを伺わせます。
まぁ、初期装備から「はがねの剣」を持ってたお陰もあるんでしょうがね。
幻の大地1巻5
本来ならこの後下の世界のトルッカに行く訳ですが、本作ではぶちスライムのキズブチのお陰で落ちずに助かります。
SFC版でぶちスライムは仲間にならなかった為作者がオリジナルで仲間にした訳ですが、DS版では念願叶って仲間に出来るようになりましたね?。
私も速攻で名前を「キズブチ」に替えましたw

幻の大地1巻6
その後、ボッツは精霊ルビスのお告げを受けて旅に出る事になります。
本作ではライフコッドを旅立つくだりが凄く感動的に描写されてるのが特徴です。
故郷を離れるボッツに心配を掛けまいとわざと余所余所しい態度を取る村人達の心遣いが良いですね。
ターニアも寂しい顔を見せまいと兄が家を出て行くまで笑顔を保ってましたが、見送った途端にボロボロと泣き出して凄く切なかったです。
またランドが本当の事をバラしてボッツが泣きながら旅立つシーンも感動しました。

幻の大地1巻7
レイドックに到着したボッツは幻の大地の事を王に訊こうと謁見を求めるも、その前に兵士志願の試練を受ける事になります。
ゲームと違う所はそこで知り合ったハッサンと一緒に「試練の塔」を攻略する事になる所ですね。
ちなみに井戸の中のダークホビットとの戦闘もあります。
ハッサンの性格はほとんど見た目通りの筋肉バカ(笑)
若干乱暴者な所や言葉使いが悪いのはご愛敬で、その分仲間との絆に熱い漢です。
途中からミレーユを好きになる所も面白いですね。
報われるかどうかは別として(^^;
またオリジナルでスライムアレルギーという設定があり、キズブチに触るとジンマシンが出るという特徴を持ちます。
これは後々活かされるので重要です。
幻の大地1巻8
試練の塔でキズブチと再会したボッツは二人と一匹で塔を登って行きます。
ゲームと大きく違う所はボスのネルソンがムドー配下の「きりさきピエロ」に操られているという所。
きりさきピエロとデビルアーマーは特別扱いされており、幾度となくボッツ達の前に立ちはだかるようになってます。
キズブチがきりさきピエロの存在に気付きボッツVSきりさきピエロ、ハッサンVSネルソンの一対一の対決が非常に迫力あって面白いです!
スピードで勝るきりさきピエロに剣の重さを利用して素早い斬撃を繰り出す所がまた堪りませんね。
幻の大地1巻9
二人で力を合わせて敵を撃退し、ボッツとハッサンは見事試練をクリアします。
第1巻はココまでです。

幻の大地1巻10
オマケで扉絵のバーバラ。
実はSFC版プレイ時はバーバラのキャラデザが余り好きじゃなかったんですよね?。
というのもパイナップルヘアーってその当時余り浸透してなかったので違和感があったんですよ。
しかし本作を読んですぐにバーバラが好きになりました。
今ではネギま!の朝倉和美を始めパイナップルヘアーも珍しくなくなったのですんなり見れますよ(^^;


という訳で漫画版ドラクエ6第1巻の感想でした。
かなり古い漫画ですが、間違いなく名作なのでドラクエ好きには是非オススメです。
とにかく心理描写が丁寧に描かれてるのが良いですね。
SFC版では仲間キャラのセリフが少なかったですから、漫画でキャラのイメージを膨らませる事が出来て助かりました。
DS版では会話システムのお陰で仲間と楽しく会話出来て凄く面白かったですよ。
本作も負けじと会話が豊富なのでその辺のやり取りで笑える場面も多々あります。
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