カートゥン☆ワールド-漫画の世界-

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今日も今日とて議題を出し合って心理学について論議するユウ先生達。
今回は「無限プチプチ」あやかって、人間がつい繰り返してしまう行動を元に新商品を考える事になります。
そこでリオ先生は女性の服の胸元を開く行為を、ユウ先生は女性の服の胸元を下ろす行為を元にロクでもない商品を思い付きましたｗ
確かにこれは男ならつい繰り返してしまいますね（*´∀｀*）
当然ながらマヤ先生に却下されましたけど。
他に情報が無い空間での広告効果の高さを議題にした話では、トイレの個室に広告を貼れば注目度高いのではと思い付くリオ先生。
早速試してみますが、いくらなんでも日焼けサロンやカレーの広告は無いだろうｗｗｗ
別の物ならともかくこの二人だけは絶対にマイナスイメージですよね?。
他にもマヤ先生達のアドバイスで潰れたお店は数知れないようです（＾＾；

基本的にツッコミ兼マヤの下僕のユウ先生。
とにかくマイナス思考が強くて個人的妄想ですら自由にならないようです。
空を飛ぶという誰もが思う夢も子供の時と大人になった今とでは全く違うイメージを持ってしまうようですね。
また被害妄想が強く、「もしお店を出る時防犯ブザーがなってしまったらどうしよう？」なんて考えて店から出られなくなるという話もありました。

さらに「もし戦隊モノが男1人で女4人の組み合わせだったら？」という議題では逆にマイナスイメージが強くなる事が分かり易く描かれていますよ。
確かに女性ばかりだとこんな感じになってしまうかもしれませんね（＾＾；
偏見ではあるでしょうが、ユウ先生のイメージが実に生々しくて笑えます。


時にはユウ先生に悩み相談に来る患者さんの話もあり、親身になって（？）カウンセリングする様子も描かれています。
その際大概はユウ先生のアドバイスを真に受けて失敗する患者が多いですが、極稀に上手く行く事もあるようですね。
会社の仕事に意欲を感じなくなった男性の場合はなんでもエロ妄想に変換する事で改善し、今では社長になるほど仕事に情熱を注いでるそうです（＾＾；
イヤ、本当にこういうのは極稀で大概は失敗してるんですけどね。
特に相談する度毎回患者が減って行く先輩ドクターのクリニックとか悲惨ですよｗ

「何故女性は混浴に入りたがらないのか？」という議題ではリオ先生が凄く分かり易い解説をしてくれます。
性的な視線を浴びせられるのは女性に限らず男性も嫌だという事が↑のコマから怖いほど分かりますよ（＾＾；
こんな男湯に入ったら貞操の危機に晒されますからねｗ

女王様体質のマヤ先生にとってはお祭りのお神輿担ぎも無駄で手間の掛かる行為にしか見えない模様。
ユウ先生に説得されて苦労して運ぶ事に意味があると知っても、だったらもっと苦労させてやろうと神輿の上に乗って鞭を振るう姿がドS極まりないですｗ
よくこんな先生がカウンセラーやってられるな（＾＾；


マヤ先生とリオ先生が「大人のあいうえお表」を作る話では凄くシュールな物が出来あがりました。
これはこれで面白いと思うけど、恐らく全く売れないでしょうね（＾＾；
殺伐し過ぎて読むのも嫌になりそうです。

本作にはユウ先生の妄想を始め、所々サービスシーンもあります♪
特におとなの心理テストページではあざといくらいに読者サービスが描かれていて、つい間違った選択をしてしまいそうですよｗ
漫画だけじゃなく心理テストも面白いので是非やってみて下さい。

時には「何故人間は顔を隠さず身体は服で隠すのか？」という誰も思いも付かない議題で話し合う事もあるマヤ先生達。
顔はその人を判別する重要な部分であり、身体を隠すのは恥じらいと防寒だからですが、それがもし逆転したらどうなるかソウ先生は妄想します。
その結果女性の裸は見放題になる訳ですが、当然自分の裸も見られ放題になる訳で一部に自信が無いユウ先生は悲鳴を上げて拒絶反応を示していましたｗ


最後には特に話題になった究極の恋愛ゲームの話も収録されてます。
ユウ先生が恋愛ゲームにハマってるのを見て自分達でも作れるだろうとマヤ先生達が思い付く訳ですが、完成した商品がまた凄い事になってました。
万人に支持される絵を使おうと言う事で、登場人物を全て外国の名画風のイラストにしたようです。

その名も「ときめき絵がリアル」！


これは訴えられるレベルｗｗｗｗｗ
モナリザ風の美少女やミロのヴィーナス風の美少女を攻略するのかよ（＾＾；
エロシーンもあるようだけどこれじゃまったく萌えませんねｗ
案の定在庫の山となったようですが、マヤ先生達はまだ諦めてないようで次のゲームの構想を練っていました。


さすがネットで話題になるだけあって面白いですね。
キャラも個性豊かでマヤ先生のドSっぷりやユウ先生の不幸っぷりに思わず笑ってしまう事請け合いです。
心理テストで心理学の勉強も出来ますし、学生にも社会人にもオススメの一冊ですよ。
ちょこちょこ書かれている作者の不幸話もまたウケます（＾＾；
本当のカウンセリングも行ってるので、悩みがある人は作者HPを見てみるのもオススメします。

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